外断熱Q&A

気密について

Q1. 最近話題になっている高気密・高断熱住宅とはどのような住宅ですか?
A. 言葉では単に住宅の気密性と断熱性を高めれば良いように思えますが、それだけでは高気密・高断熱住宅とはいえません。
イザットハウスの住宅は、暮らす人が快適で健康的、建物は耐久性があって長持ちする、その上で省エネ化が実現する住まいを目的にしており、高気密・高断熱は、その為の手段にすぎません。
つまり、高気密化、高断熱化、全室空調、計画換気がきちんと、バランス良く設計・施工されることがポイントです。この四つの要素のひとつが欠けても、またバランスが崩れても、本当の意味での高気密・高断熱住宅とは言えないのです。
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Q2. 高気密の基準は、どのようなものですか?
A. 昔の木造住宅は、室内の空気が1時間当たり3回から5回(換気回数)程度入れ替わっていたと言われています。これが現在の住宅では、1時間に0.5回以下、高気密住宅になると0.05回程度の自然換気量になります。(建築環境・省エネルギー機構の規定による)
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Q3. 高気密・高断熱住宅に住むと、生活はどのように変わりますか?
A. 実際に住んでいる方は次のようにおっしゃっております。
「各部屋の温度差がなくなった」 「家中のどこにも結露がなくなった」 「カビやダニの心配がなくなった」 「24時間計画換気と冷暖房で一年中春のように爽やかだ」 「遮音性が高いので静かに眠れるようになった」 「冬の夜でも室内は半袖で過ごせる」 「家中が暖かいので活動的になれる」 「空気が綺麗なので健康になった気がする」
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Q4. 高気密の家だと、2階の足音などの家の中の音が気になりますが、それについてはどのように対策するのでしょうか?
A. 気密の良い家ほど外部の音(暗騒音)が入ってこない為、家の中で発生する音を大きく感じるようになります。音が気になる場合の「音」には、吸音で処理する場合と遮音する場合とがあり、それぞれ方法論は異なります。
床の衝撃音を遮断する場合は、遮音を考える訳ですが、遮音は重量則によります(重量のある材料ほど遮音効果が高い)。
イザットハウスは床の標準仕様は12ミリ+12ミリの合板、天井は吊束に石膏ボード(和室はラミネート天井)を標準仕様としています。
これ以上の遮音を希望される場合は、
  1. 防振ゴム付の遮音床材(45db以上程度)を使用する。(床材の費用が3倍程度になります)
  2. 遮音性の材料(鉛を混ぜ込んだゴム板等を敷込む)
  3. 床下地に石膏ボードやシージングボード等を施設する
  4. やや極端な例ですが数センチ程度のモルタルを床下地に流し込む
等があります。一般的には 1.の防振床材の使用が広く行われています。
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Q5. 砂埃は減りますか?
A. 一般の家庭では1日に約10gの埃が発生すると言われており、この内の2/3が砂埃。高気密・高断熱住宅は気密性が良い為、外の砂埃などが入りにくく、「掃除の手間が掛からなくなった」と言う声や「高気密・高断熱住宅にして、ウォークインクローゼットでも洋服に埃が付かなくなった」という方が大勢います。
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Q6. 気密性が高いと結露するのではないのでしょうか?
A. 現在の住宅は、建物の密閉性が高くなっていますので、計画的な換気をせずに普通の生活をしていれば結露が起こりやすくなってしまいます。これは、密閉性が上がっているのに、室内で大量の水蒸気が発生するのを放置したり、暖房する部屋と暖房しない部屋が存在したりする為に、空気中に放出された水蒸気が、非暖房部に集中するためです。
石油ストーブで、灯油1リットルを燃焼すると、約1リットルの水分を水蒸気として排出しますから、換気が不十分であれば、どうしても結露しがちになります。結露を防ぐには、昔のように隙間風が自由に出入りする家に住んで、隙間から水蒸気を追い出すか、家の各室の温度を一定に保ちながら、余分な湿気を計画換気で外に排出するしかありません。
イザットハウスの計画換気システムでは、計画換気で室内の余分な湿気は排除しますから、結露の心配はありません。
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Q7. 気密性が良い家で冷暖房をすると、カビやダニが発生しやすいという人もいますが?
A. 室内環境を配慮せずに、ただ気密性を高めただけの住宅では確かにこのような問題が発生してしまいます。高気密下で換気が不十分だったり、各室間の温度差が激しければ、結露を起こすのは当然の現象なのです。
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Q8. マンションなどのコンクリートの建物は気密性が良いはずですが、それでもカビが発生するのはなぜ?
A. 高気密・高断熱住宅の気密性はマンション(RC工法)などの建物と同等以上と言われています。それでも、マンションなどでカビが発生しやすいのは、断熱・気密・暖房・換気の四つのバランスが悪い為です。 まずコンクリートは、完全に乾燥してしまっては強度が出ない材料ですから、コンクリート内にはいつも水分があります。コンクリートには断熱性はほとんど無くて、厚さ1mもあるコンクリートでも断熱性は発泡スチロールに換算して17mmほどしかありません。しかも、換気すると熱ロスが大きいだけで、計画的な換気が行われていないのが現状です。その為に暖房していない部屋の壁表面の温度は低くなり、この部分に結露してしまうのです。
イザットハウスの住宅のように、壁が高い断熱性を持ち、計画的な換気がされている住宅では、このような事はありません。
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Q9. 九州など暖かい地方では高気密・高断熱住宅は必要ないのですか?
A. 高気密・高断熱住宅というと、従来は寒冷地の家というイメージが強かったのですが、暖かい地方でも冬は氷点下の気温になりますし、夏は逆に冷房が必要な熱帯夜が続きます。このようなことから、外の暑さ寒さを建物の中に入れない高気密・高断熱住宅は、どの地域にも必要とされてるのではないのでしょうか。統計でも日本は、南の地域ほど冬の室内気温が低く、家の中は北海道より宮崎県の方が寒いのですから。
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Q10. ソーラー住宅などは高気密・高断熱住宅とは言わないのですか?
A. 一般には、太陽熱を利用して省エネ化をはかる住宅をソーラー住宅といっています。ソーラーは、他に比較すると弱い熱源ですから、ソーラー住宅を快適にする為には、十分な断熱と気密をしなければ、その効果を発揮出来ません。ソーラー住宅の中には、機器を付けるのに熱心で、十分な断熱を施していないものも見受けられます。
まず、魔法瓶のように十分な断熱をした住宅を造る必要があり、その上で熱源をソーラーに求めるかどうかを判断するのが賢明といえます。
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Q11. コンセントのつけ方などにも注意が必要ですか?
A. 内断熱の場合は、コンセント・ダウンライト・配管・空調のダクトなどは、気密層を無理矢理破くものですから、施工する際はこれらの穴のまわりをきちんと断熱・気密処理する必要があります。
イザットハウスの住宅では、コンセントの差込部などが断熱、気密層より内側にあるので、この種の問題点はありません。
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Q12. 増改築などをした場合、気密性能は損なわれるのではないですか?
A. イザットハウスの外断熱工法は、シートとパネルのダブルで気密をとっていますので、イザットハウス加盟店であれば、建築後の増改築も性能を劣化させることなく行うことができます。
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Q13. 後から配線や配管をすると気密性能が落ちませんか?
A. おそらく内断熱工法の高気密・高断熱住宅でお聞きになってことでしょうが、イザットハウスの気密施工は壁の外側で行っていますから、内装材の石膏ボードや壁紙のビニールクロスなどを替えても、気密性には影響しませんので、将来のリフォームにも柔軟に対応できます。
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Q14. 部屋の壁にピンを刺したり、棚を付けたりすると気密性能が落ちるような事はありませんか?
A. おそらく内断熱工法の高気密・高断熱住宅でお聞きになってことでしょうが、イザットハウスの気密施工は壁の外側で行っていますから、内装材の石膏ボードや壁紙のビニールクロスなどを替えても、気密性には影響しませんので、将来のリフォームにも柔軟に対応できます。
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Q15. 車を入れられる家が夢なのですが、気密・断熱性能を保ったままで2.5m×2.5m程度の出入り口(ドア形状は問いません)をとることは可能でしょうか?
A. リビングに車を置くような設定で、メーカーと相談をした内容をお書きします。

※大手サッシメーカーの住宅用玄関引き戸、ビル用エントランスドアにおける検証

玄関引き戸 気密性: A-3(8)等級
断熱性: K値=4.65W/m2・K
開口寸法: W=1.7m H=2.1m
その他: 下枠が車重に耐えられない

エントランスドア

気密性:

なし
断熱性: なし
開口寸法: W=2.0m H=2.7m
その他: 木造用でないため、施工性に難有り

残念ながらお客様のご要望のサイズにおこたえするためには、特別な気密戸を考える必要があると思います。このような場合の一般的な手法は、建物の内部に車庫スペースは設けてあるのですが、気密・断熱的には外部扱いとする手法です。排気ガス等を考えましても後者の方が良いと思われます。
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Q16. 標準仕様の窓が引き違い窓となっていますが、引き違い窓は一番気密が取りにくいと聞きます。御社の窓に対する考えをお聞かせ下さい。
A. イザットハウスでは、住宅の気密性能は相当隙間面積が1cm2/m2以下であれば換気経路も明確になり、十分な換気性能と建物の防湿性能が得られ、過乾燥等の懸念も少ないと考えます。
イザットハウスの住宅は、躯体にはほとんど隙間がありませんから、住宅全体の気密性能がサッシ等の性能差に負うことが大きくなりますが、どのようなサッシ構成でも1cm2/m2は超えませんので、イザットハウスで推薦している機種・設備の範囲内でお選びになるのであれば、サッシの選定についてデザインや機能を犠牲にしてまで、神経質にお考えになる必要はないと思います。
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Q17. 気密シートを貼るとき、窓の角の部分はどのようになっているべきですか?普通に窓を覆う様に貼って、斜めに切ったのではすき間が空くように思うのですが、どうなのでしょうか?
A. 躯体の作り方、使用するサッシ、外装材の納め方によって多少異なりますが、その詳細についてはマニュアルで定めております。最終的にサッシと気密シートは一体となり気密を保ちます。その結果、2003年のC値実測平均値は0.32cm2/m2となっており、業界NO.1を自負しております。
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Q18. 引き違いや縦すべり、FIX、ジャロジーなど、サッシにもいろいろな形状がありますが、気密性能を高めるためにはどのような形状のサッシを選んだら良いのでしょうか。
A. 気密性能の高いサッシの順番として、一番良いのは開閉する機能のないFIX窓です。次に縦すべり窓等の引きつけによって開閉が可能なタイプ・引き違い窓・上げ下げ窓・ジャロジーの順になります。気密性能を高めるためには、全てFIXにするのが一番良いのですが、イザットハウスの様に躯体の気密性が高ければサッシは何を選んでも気密性能は1.0cm2/m2(相当隙間面積)以下をしめしています。
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